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ストレスが原因で「顔がテカる」。そのメカニズムと対策とは?

2025-11-22 08:00:50
2025-11-22 08:09:31
目次

”香るメンズスキンケアブランド"ラプターが発信するメンズ向けスキンケア情報ブログ
香るメンズスキンケアブランド⇒ラプター(Rapter)

ミドル男性が普段の生活で活用いただける「スキンケア」「ニオイケア」「エイジングケア」などを中心に情報発信しています。

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ミドル世代になり、仕事や家庭でのストレスが増えると、「急に顔がテカるようになった」「以前よりも自分の体臭が気になる」と感じることはありませんか?

それは気のせいではなく、一般的な「ストレスを減らしましょう」というアドバイスだけでは解決できない、体の奥深くで起きているメカニズムが、あなたの肌とニオイに直接的な悪影響を与えているのです。

なぜストレスで肌がテカるのか?「緊急ホルモン」の皮脂腺への影響

私たちが強いストレスを感じると、体は自分を守るために特定のホルモンを大量に分泌します。その代表が、「コルチゾール」というホルモンです。これは、体が緊急事態に対応するために作られる「ストレス対応ホルモン」とも呼ばれます。

このコルチゾールこそが、肌のテカリを急激に増やしてしまう原因です。

コルチゾールは、体中の様々な細胞に作用しますが、実は肌の皮脂腺にも強い影響を与えることがわかっています。皮脂腺とは、肌の表面に油分(皮脂)を分泌する小さな袋のようなものです。ストレスによってコルチゾールが増えると、この皮脂腺が「もっと皮脂を出せ」と強力に刺激されてしまいます。

結果として、肌のバリア機能を保つのに必要な量を超えた過剰な皮脂が分泌され、顔や頭皮がベタつき、テカリが目立つ状態になるのです。

テカリが「不快なニオイ」に変わる、最悪の悪循環

分泌が増えた皮脂は、単に肌をテカらせるだけで終わりません。これが、体臭の悪化に直結します。

皮脂の主成分は油分ですが、空気に触れたり、肌の表面にいる常在菌によって分解されると、すぐに酸化し始めます。この酸化した皮脂が、体臭や、特に30代以降に気になる不快なニオイの元(臭い物質)を作り出す主な原因の一つです。

つまり、ストレスを原因とする一連の悪循環は以下のようになります。

  1. 【ストレス】:仕事のプレッシャーや睡眠不足でストレスがたまる。

  2. 【ホルモン増加】:体内でコルチゾールが大量に分泌される。

  3. 【皮脂過多】:コルチゾールが皮脂腺を刺激し、テカリの原因となる過剰な皮脂が出る。

  4. 【ニオイの発生】:過剰な皮脂が酸化・分解され、不快な体臭や肌荒れを引き起こす。

精神的な問題と思われがちなストレスが、ここまで物理的な肌の状態や体臭に影響を与えていることを理解すれば、単なる「肌のお手入れ」だけでは不十分であることがわかります。

ストレス由来の「テカリとニオイ」を断ち切るための本質的な対策(具体的なメソッド)

この悪循環を断ち切るためには、肌の表面的なケアと、体の内側で起きているホルモンバランスへの配慮、両方からのアプローチが必要です。

1. 肌のテカリを抑え、ニオイの元を断つ「攻めのスキンケア」

皮脂の分泌を完全に止めることはできませんが、過剰な皮脂を肌に残さないことが重要です。

  • 具体的な洗顔方法:

    • 「32度のぬるま湯」で予洗いする: 熱すぎるお湯は必要な皮脂まで奪い、乾燥による皮脂の過剰分泌を招きます。人肌より少し低い32度前後のぬるま湯で、顔全体を丁寧に濡らします。

    • 泡を「押しつける」ように洗う: 洗顔料を手のひらでしっかりと泡立て(弾力のある泡が理想)、泡で肌を包み込むようにして優しく洗います。指先でゴシゴシと肌をこするのではなく、泡のクッション性を活かし、皮脂が多いTゾーン(額や鼻)から泡を「押しつける」ように洗うのがコツです。

  • 「セラミド配合」の保湿: 皮脂対策というと乾燥させるイメージがありますが、実は乾燥こそが皮脂の過剰分泌を招きます。洗顔後は時間をおかずに、肌のバリア機能を守るセラミドなどの保湿成分を含む化粧水や乳液を使い、肌内部の水分蒸発を防ぎましょう。適切に潤すことで、肌が自ら皮脂を出しすぎるのを防ぐことができます。

2. コルチゾール分泌をコントロールする「内側からのケア」

スキンケアを徹底しても、ストレスによるホルモンバランスの乱れが続けば、イタチごっこになってしまいます。

  • 具体的な運動の導入:

    • 「軽い有酸素運動」を日課に: 激しい運動ではなく、週に3回、30分程度の軽いジョギングや速めのウォーキングなど、リズム運動を定期的に行うことが有効です。運動によってストレスを物理的に解消し、コルチゾールの過剰な分泌を抑える効果が期待できます。

    • 寝る前の「10分ストレッチ」: 睡眠前の過度な運動は覚醒を招きますが、軽いストレッチやヨガを10分程度行うことで、副交感神経を優位にし、良質な睡眠につながり、間接的にホルモンバランスを整えます。

  • 「質の高い睡眠」を確保: 睡眠はコルチゾールレベルをリセットする最も重要な時間です。

    • 寝る90分前の入浴: 体温が下がる時に人は眠気を感じます。寝る90分前に入浴を済ませ、体温が下がり始めるタイミングで布団に入るようにすると、スムーズに深い眠り(ノンレム睡眠)に入りやすくなります。これがホルモンバランスを整える上で鍵となります。

精神的な問題と見なされがちなストレス対策は、実はあなたの清潔感や肌の健康を保つための必須のスキンケアの一環です。体内で起きているメカニズムを理解し、内側と外側の両方から具体的なアプローチで改善に取り組むことで、テカリや不快なニオイの悪循環を断ち切り、清潔で自信のもてる毎日を取り戻しましょう。

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Rapter